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ゆらめく薄霧

養蚕農家で使用されていた2階建ての穀物蔵。

本来保管を目的とされ環境が一定な蔵と外部の要素である風を緩やかに繋げるインスタレーション。

2階天井から両端部を吊った3枚の厚さ0.05mmのシートは、長さ、幅、接地条件が異なっており、蔵全体と調和しながら様々な空間を生み出す。 些細な風によってゆらめく3枚のシートは、蔵に現れた薄霧のようにその場毎に環境を変えてゆく。 冬から春先にかけて吹くからっ風は、大きな薄霧が風を優しく受け止め、奥の空間は蔵の環境を一定に維持する。 小さな薄霧は、風に押され形状を変えることで居場所や道の幅、光の形状が常にうつろう。 本来一定の環境で変化を感じられない蔵内部に影響を与えることで、その時にしか現れない薄霧の形が蔵の環境と混ざり新しい風景を生み出す。

Date |2022-2024

Type|renovation, installation

Location|Gunma , Watanuki

Studio|n o t architects studio

Concept design|Lisa Ono

Contractor|数寄屋建設 , あじま左官工芸 , n o t architects studio

Photo|n o t architects studio

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